【埼玉支局】長瀞町の福島慎二さん(37)は、県内観光スポットの一つ「長瀞ライン下り」の終点近くで、観光イチゴ農園「長瀞福島農園」を経営。栽培したイチゴを使った「長瀞いちごサイダー」(1本250円)を2年前から販売し好評だ。農園ではハウス約15アールで「紅ほっぺ」、埼玉県育成品種「あまりん」「かおりん」などイチゴ6品種を夫婦で栽培する。サイダーに使うのは、香り高い紅ほっぺ。粘りのあるイチゴ果汁は飲料への加工が難しいため、地元の乳業会社に委託し、試行を重ねた末に完成した。微炭酸ですっきりとした爽やかなイチゴ風味が特徴のサイダーに仕上がった。
〈写真:長瀞いちごサイダー(1本250円)〉