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需要伸びるフルーツほおずき 契約栽培で増産【岩手県 9月2週号】

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 【岩手支局】岩泉町で食料品の販売や加工を行う有限会社早野商店(早野貫一代表取締役)では、「フルーツほおずき」の契約栽培を進め、生産者と連携した生産拡大を目指している。商品は県内外の百貨店などに出荷。販路を拡大するため、収穫量の増加に向けて取り組んでいる。フルーツほおずきの苗は同社が手配し、岩泉町のほか5市町村の契約農家15戸に配布。現在は約2500株を栽培する。8月下旬から11月上旬にかけて、年間約2トンを収穫。同社の早野崇さん(47)は「収穫量の3割を生食用に出荷し、残りの7割が加工品になる」と話す。

〈写真:「極端に暑い地域でなければ県内各地で栽培できるので、興味のある方は声をかけてほしい」と早野さん〉