滋賀県甲賀市のJAこうかいちじく生産部会で部会長を務める浅野正明さん(68)は、栽培するイチジク30アールの約半分に、県開発の低コスト簡易雨よけ施設を導入し、増収と品質向上につなげている。パイプハウスに比べて資材費は4割ほどに抑えられる。既存の露地栽培の圃場にそのまま設置でき、農家による自主施工も可能だ。共同作業などで施工し、部会に所属する22戸のうち7戸で導入されている。
(9面・営農技術)
〈写真:「保温効果で、収穫が11月まで延長できた」と浅野さん〉
滋賀県甲賀市のJAこうかいちじく生産部会で部会長を務める浅野正明さん(68)は、栽培するイチジク30アールの約半分に、県開発の低コスト簡易雨よけ施設を導入し、増収と品質向上につなげている。パイプハウスに比べて資材費は4割ほどに抑えられる。既存の露地栽培の圃場にそのまま設置でき、農家による自主施工も可能だ。共同作業などで施工し、部会に所属する22戸のうち7戸で導入されている。