農林水産省は8月30日、2019年産水稲の作柄概況(8月15日現在)を発表した。早場地帯(19道県)では、北海道や東北など10道県が作況指数102~105相当の「やや良」で、茨城や栃木など7県は99~101相当の「平年並み」となった。千葉と三重は95~98相当の「やや不良」。東日本を中心に田植え期以降はおおむね好天で推移し、7月上中旬は低温・日照不足傾向となったが、全もみ数は平年以上に確保され、登熟も順調な推移が見込まれるため。ただ、今後の天候次第で作柄は変動する可能性もある。
(2面・総合)