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49歳以下の新規就農者 5年ぶりに2万人割れ(2面・総合)【2019年8月4週号】

 農林水産省は9日、2018年の49歳以下の新規就農者数は前年比1470人(7.1%)減の1万9290人だったと発表した。激化する他産業との人材獲得競争などを背景に3年連続で前年を下回り、5年ぶりに2万人を割り込んだ。就農形態別では「新規自営農業就農者(親元就農者)」が07年以降の最少を更新。「新規雇用就農者」と「新規参入者」はともに減少した。農家の高齢化が進展し担い手不足が深刻化する中、地域農業の持続性を確保し、国内生産基盤の維持・強化を図るには、次世代を担う人材の育成・確保が欠かせない。就農を志す若者の背中を押し、地域での活躍をサポートする施策の拡充・強化が求められる。

(2面・総合)