ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

夏秋トマトなどハウスの遮光資材を自動開閉 裂果防ぎ収量向上 ―― 広島県立総合技術研究所農業技術センター(11面・営農技術)【2019年8月4週号】

190830_4.jpg

 夏季の施設栽培では、高温や強日射などによる生育不良や収量・品質の低下が問題となっている。広島県立総合技術研究所・農業技術センターでは、日射量などに応じて遮光資材を自動で開閉するシステムを開発し、夏秋トマト栽培を中心に県内外で普及が進んでいる。作物の生育に最適な光環境にすることで、徒長や裂果などを抑制し、可販果収量が増えるなどの効果がある。市販の自動カーテンでも利用でき、既存の設備を活用すれば低コストで導入が可能だ。

(11面・営農技術)

〈写真:自動開閉システムを稼働させる岡本健さん。「急激な天候変化が頻発する中、先行投資的な意味合いもある」〉