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集落一丸で水稲の獣害解消【京都府 8月4週号】

 【京都支局】京丹波町中台集落は、電気柵の設置と檻での捕獲を組み合わせ、管理と点検の協力体制を確立し、獣害対策で成果を上げている。中台農家合(34戸)の獣害対策部が中心となり、2010年から行政や猟友会と共同で檻を設置。13年からは檻を2基ずつ増やし、現在は町が管理する大型檻7基と個人が管理する小型檻4基を設置している。獣害対策部長の山﨑建男さん(67)は「檻を設置しても管理を怠れば獣は捕まらない」と、人員を確保して日々の負担を軽減することや部員の意識付けに時間をかけた。