「地域農家が高齢化する中、作業を受託することで農業を守ることができれば」と話すのは、NOSAI鳥取(鳥取県農業共済組合)のNOSAI部長を務める米子市淀江町の林原寛さん(72)。水稲と大豆を生産する株式会社かめはまの代表を務め、市内の農作業を受託して耕作放棄地の発生を防いでいる。湯梨浜町のNOSAI部長、寺地政明さん(63)は、近年の大規模災害が頻発している状況に備え、収入保険や建物総合共済加入を推進。地域農業の振興や農業保険への期待について2人に話を聞いた。
(5面・NOSAI部長)
〈写真上:大雨が降り、大豆の被害を心配する林原さん(右)〉
〈写真下:選果場の場長も務める寺地さん(右)〉