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干し芋:乾燥機を自作し天日干しを再現 食べきりサイズで販売好転 ―― 株式会社オルタナ(山梨県韮崎市)(6面・流通)【2019年8月1週号】

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 株式会社オルタナ代表の武智仁(じん)さん(73歳、山梨県韮崎市)は、農薬や化学肥料を使わずサツマイモ「べにはるか」約4ヘクタールを生産し、36トン全量を干し芋に加工。百貨店のほか、いわゆる自然食品を取り扱う小売店などと直接取引し、食べきりサイズの個包装にしたことで、食の安全・安心に関心の高い女性を中心に良好な販売を維持している。天日干しに近い仕上がりを実現した乾燥機は、IT関係企業の経営で身に付けたコンピューターの知識を生かして自ら設計・開発した。

(6面・流通)

〈写真:7月下旬に都内で行われた商談会では約40組のバイヤーと接触。「中国(重慶)からのバイヤーにも興味を持ってもらえた」と武智さん(左)〉