ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

サニーレタス:施肥設計見直し増収 牛ふん堆肥・もみ殻で土壌微生物増やす ―― 平松ファーム(静岡県浜松市)(9面・営農技術)【2019年8月1週号】

190801_4.jpg

 静岡県浜松市でサニーレタス約1.5ヘクタールなどを栽培する平松ファームは化成肥料などを4割減らし、牛ふん堆肥やもみ殻に切り替え、10アール当たり約500キロの増収を実現した。土壌中の微生物量(細菌数)などを数値化できる土壌肥沃(ひよく)度指標「SOFIX(ソフィックス)」の実証に参加し、施肥設計に活用している。平松輝彦さん(42)は「微生物がしっかりと働いて生産が安定した。品質も良い」と説明する。緩やかな肥効で、生育期間中の肥料切れがなくなり、追肥散布の労力負担も軽減できている。

(9面・営農技術)

〈写真:「SOFIXに取り組んで、施肥の考え方が変わった」と輝彦さん(左)。右は妻の美帆さん〉