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ネギ定植が簡単にできる穴開け器具【島根県 8月1週号】

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 【島根支局】大田市で寺の門徒会が中心に運営する「浄福寺チッタ農縁」(松下誠代表=74歳、会員20人)では、2年前から白ネギ「夏扇」を栽培し、独自に製作した定植器具で省力化を図っている。器具の製作は地元の鉄工所に協力を依頼した。鉄でできた棒状の筒をマルチの上から差し込めば、ちょうど良い深さの定植用の穴が簡単に開き、苗は開いた穴へ落とし込むだけ。白ネギは通常、定植後に土寄せするが、この方法では定植だけで済む。

〈写真:穴開け器具の重さは4.2キロ。器具の重さでちょうど良い深さの穴が開く〉