三重県御浜町・尾呂志集落の農家8戸で環境保全型の稲作に取り組む営農集団「尾呂志『夢』アグリ」は、水田での生きもの調査結果から生物多様性の高さをランク付けして米のラベルに表示し、付加価値販売を図っている。また、地元小・中学校と連携し、稲作の栽培技術とともに生きもの調査の方法なども学んでもらい、地域農業への理解につなげている。
(10面・特集)
〈写真上:「稲はカレンダー通りには育たない」と教える代表の辻󠄀本満哉さん。活動では、小中学校の参加も重視している〉
〈写真下:大谷則浩さんは「生物多様性の高さをラベルで示している」と説明する〉