北海道では、共済部長(NOSAI部長)の役目が1年交代となっている地域も多く、任期は短いものの、経験者が多くなるので組合員間の理解や協力が得られやすい環境にあるという。近年では、「平成30年7月豪雨」のほか、局地的に発生するいわゆる「ゲリラ豪雨」による風雨の被害が多発。NOSAIと農家を仲立ちし、各種書類の取りまとめなどを担う共済部長の役割は、重要性を増している。施設園芸に長年携わり、自身も被害を経験する中で3度、4度と共済部長を務めている、NOSAI道央(北海道中央農業共済組合)管内の美唄市と砂川市の2人に話を聞いた。
(5面・農業保険)
〈写真上:スターチスを栽培する佐藤さん(右)。順調な生育に、なじみのNOSAI職員との会話が弾む〉
〈写真下:「増える自然災害への備えは欠かせなくなっている」とNOSAI職員と話す野澤さん(左)〉