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栃木県育成の夏秋イチゴ「なつおとめ」 高単価・ケーキ用で引き合い 国産端境期に需要堅調 ―― 野瀧遥加さん・栃木県矢板市(6面・流通)【2019年7月1週号】

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 国産が端境期となる夏秋出荷向けのイチゴ(夏秋イチゴ)は、米国などからの輸入品に比べて生食でも味が良く、周年でイチゴを利用するケーキ店からの業務用需要が高い。各地のイチゴ産地では、短日条件がなくても花芽形成でき、生食に適する「四季成り性」品種の開発が進んでいる。市場価格が高い上に、直売などでの付加価値向上を図りやすいため、若手農家が積極的に販路拡大に挑戦している。

(6面・流通)

〈写真:「果実の形がきれいで評判が良い」と野瀧さん〉