国産が端境期となる夏秋出荷向けのイチゴ(夏秋イチゴ)は、米国などからの輸入品に比べて生食でも味が良く、周年でイチゴを利用するケーキ店からの業務用需要が高い。各地のイチゴ産地では、短日条件がなくても花芽形成でき、生食に適する「四季成り性」品種の開発が進んでいる。市場価格が高い上に、直売などでの付加価値向上を図りやすいため、若手農家が積極的に販路拡大に挑戦している。
(6面・流通)
〈写真:「果実の形がきれいで評判が良い」と野瀧さん〉
国産が端境期となる夏秋出荷向けのイチゴ(夏秋イチゴ)は、米国などからの輸入品に比べて生食でも味が良く、周年でイチゴを利用するケーキ店からの業務用需要が高い。各地のイチゴ産地では、短日条件がなくても花芽形成でき、生食に適する「四季成り性」品種の開発が進んでいる。市場価格が高い上に、直売などでの付加価値向上を図りやすいため、若手農家が積極的に販路拡大に挑戦している。