NOSAI団体は21日、新たな「獣医療を提供する体制の整備を図るための基本方針」に、家畜診療所の役割明記を求める提言書を農林水産省に提出した。NOSAI団体等の家畜診療所は産業動物診療の大部分を担うとともに、家畜防疫や家畜衛生、畜産振興、公衆衛生、診療獣医師の育成など多くの重要な役割を果たしていると強調。今後もこれら役割を担い、地域の畜産を支えていけるよう、基本方針への明確な位置付けを強く要請した。
(2面・総合)
〈写真:左から柳澤副会長、髙橋会長、濱村政務官、門出副会長、中間幸敏NOSAI連鹿児島会長〉