「農業用ため池の管理及び保全に関する法律案」が4月19日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。豪雨や地震で農業用ため池が被災するケースが多発する中、決壊時に周辺区域に被害を及ぼす恐れがあるため池を「特定農業用ため池」に指定し、適正な管理や必要な工事などが確実に実施される仕組みを創設する。所有者の負担軽減のため、国や県などが防災工事に要する費用の一部を補助できる措置も規定した。
(2面・総合)
「農業用ため池の管理及び保全に関する法律案」が4月19日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。豪雨や地震で農業用ため池が被災するケースが多発する中、決壊時に周辺区域に被害を及ぼす恐れがあるため池を「特定農業用ため池」に指定し、適正な管理や必要な工事などが確実に実施される仕組みを創設する。所有者の負担軽減のため、国や県などが防災工事に要する費用の一部を補助できる措置も規定した。