福島県白河市で水稲10ヘクタールを栽培する穂積紀洋さん(48)は、ハウス内に簡易プールを設けて灌水を省力化する「プール育苗」と、播種密度を増やして苗箱数を削減する「密苗」を導入して育苗の労力を軽減する。機械によって搬出・搬入などの作業も効率化し、兼業農家のため週2日程度の農作業だが、3年間で5倍となった規模拡大に対応している。「理論さえ分かれば育苗は難しくない。省力的な方法を確立したい」と話す。
(9面・営農技術)
〈写真:「プール育苗はしっかりと根が育つ」と穂積さん〉
福島県白河市で水稲10ヘクタールを栽培する穂積紀洋さん(48)は、ハウス内に簡易プールを設けて灌水を省力化する「プール育苗」と、播種密度を増やして苗箱数を削減する「密苗」を導入して育苗の労力を軽減する。機械によって搬出・搬入などの作業も効率化し、兼業農家のため週2日程度の農作業だが、3年間で5倍となった規模拡大に対応している。「理論さえ分かれば育苗は難しくない。省力的な方法を確立したい」と話す。