東日本大震災・原発事故から8年を前に、農林水産省は農林水産業の復興状況を公表した。津波被災農地(1万9760ヘクタール)のうち、営農再開が可能な農地は1月末時点で、前年同期比3ポイント増の92%(1万8150ヘクタール)となり、県別では岩手県が100%、宮城も99%となった。一方、原発事故の影響が残る福島県は67%で、遅れが目立つ。全ての被災地が復興を実感できるまで、官民挙げたサポートの継続が重要だ。
(2面・総合)
東日本大震災・原発事故から8年を前に、農林水産省は農林水産業の復興状況を公表した。津波被災農地(1万9760ヘクタール)のうち、営農再開が可能な農地は1月末時点で、前年同期比3ポイント増の92%(1万8150ヘクタール)となり、県別では岩手県が100%、宮城も99%となった。一方、原発事故の影響が残る福島県は67%で、遅れが目立つ。全ての被災地が復興を実感できるまで、官民挙げたサポートの継続が重要だ。