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販路広げるキクイモ加工品 健康志向を追い風に ―― 耕せファーム・岡山県井原市(11面・流通)【2018年12月1週号】

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 キクイモを専門に栽培する岡山県井原市上出部町の「耕せファーム」(江尻伸雄代表、57歳)は、収穫したキクイモの全量をチップスや茶に加工。健康志向の消費者から支持を得て、販売を伸ばしている。イベントなどでの試飲・試食販売を地道に続け、認知度を高めながら販路を拡大。現在は個人客への直販のほか、直売所やスーパー、デパートなど十数社と取引する。この冬からは、キクイモのチャイ(スパイス入りの茶)やポタージュなど新商品も販売予定で、顧客の中心となっている中高年層だけでなく、若い世代にも販売を広げていきたい考えだ。

(11面・流通)

〈写真:お茶とチップスを手に江尻伸雄代表と教子さん〉