2018年は記録的な大雪や豪雨、連続して上陸した台風、地震など日本列島全体で大きな自然災害が多発し、農業への被害が相次いだ。現状でも倒壊した園芸施設や土砂に埋まった田畑、根元から枝折れした果樹など被害が残り、再建までの道のりは遠い。各地のNOSAIでは共済金の早期支払いを基本に被災農家の支援に全力を挙げている。今年発生した象徴的な豪雨や台風、地震などを中心に、自然災害を写真で振り返る。
(12面・特集)
〈写真上:横倒しになった樹体など、台風21号の被害の大きさを話すミカン農家(和歌山県有田川町)〉
〈写真下:浸水によって押しつぶされた農業用ハウス(愛媛県大洲市)〉