【鹿児島支局】「末吉茶をPRしたい」との思いから、曽於市末吉町の末吉町茶業青年の会(107ヘクタール、松尾一角会長=40歳)では、県立曽於高等学校や地域おこし協力隊と共同で茶のパッケージのデザインを刷新した。
制作に当たり、同校商業科地域経済開発コースの3年生22人は、4月から授業の一環として茶の種類や魅力、製造工程などを学んできた。完成したパッケージは、収穫の最盛期を迎える頃の「八十八夜」をテーマにデザイン。同校の東杏鈴さんは「魅力を引き出す難しさを感じた。多くの人に手に取ってもらいたい」と話す。
〈写真:松尾会長(中)とデザインを考案した松尾さん(左)と東さん〉