レタス(リーフレタスなど8種類)約30ヘクタール、トウモロコシ7ヘクタールなどを周年で栽培する、静岡県森町の「農業生産法人・有限会社佐野ファーム(佐野元洋代表、62歳、社員19人ほか)」では、作目や作付面積に応じて組織を適宜改編し、大規模経営を軌道に乗せている。毎週の定例会議では、佐野代表をはじめ現場責任者が翌日以降に必要な人数などを融通しあう。普段の情報共有には、農場長をはじめとする現場責任者に支給した携帯電話を活用。管理職全員が同時に同じ情報を得られるようにしている。
(11面・営農技術)
〈写真:「取り決めたルールは明文化し、休憩スペースに掲示することで、何度も目に入る」と佐野敦子専務〉