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重労働から解放 ユズ輸送用のトンネル自作【愛媛県 11月4週号】

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 【愛媛支局】鬼北町は、全国有数のユズの産地。収穫したユズの多くは搾汁施設に搬入され、果汁や皮を加工品に利用している。しかし、急傾斜を開墾した場所が多い園地は足場が悪く、園内道が狭い上に、収穫後の運び出しは、約20キロもあるキャリーを何度も運ばなくてはならず、若い人でも重労働だ。こうした収穫作業の負担を軽減するため、同町でユズを栽培する那須勲さん(72)は、ユズの輸送用トンネルを自作した。

〈写真:輸送トンネルにユズを入れる那須さん。九州に視察研修に行くなど栽培の面でも改善に意欲的だ〉