土着天敵を活用した野菜の害虫管理が注目を集めている。花粉や花蜜など天敵に餌を提供する植物を作物のそばに植えることで、圃場内に天敵を温存。害虫が増える前から天敵が防除効果を示すため、化学合成農薬の使用を抑えた管理が可能という。茨城県つくば市で先ごろ開かれた「有機農業研究者会議2018」で、野菜での天敵活用について宮崎大学農学部の大野和朗教授と、鹿児島県農業開発総合センターの柿元一樹氏が講演。効果的な利用法や実践事例を報告した。講演の要旨を紹介する。
(9面・営農技術)
土着天敵を活用した野菜の害虫管理が注目を集めている。花粉や花蜜など天敵に餌を提供する植物を作物のそばに植えることで、圃場内に天敵を温存。害虫が増える前から天敵が防除効果を示すため、化学合成農薬の使用を抑えた管理が可能という。茨城県つくば市で先ごろ開かれた「有機農業研究者会議2018」で、野菜での天敵活用について宮崎大学農学部の大野和朗教授と、鹿児島県農業開発総合センターの柿元一樹氏が講演。効果的な利用法や実践事例を報告した。講演の要旨を紹介する。