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「松きのこ」が町の顔に 試食販売でファンつかむ ―― 広島県世羅町・(有)世羅きのこ園(6面・流通)【2018年11月1週号】

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 シイタケ菌の育種から生まれたオリジナルのキノコ「松きのこ」。広島県世羅町の有限会社世羅きのこ園(東山正会長・66歳)は、この松きのこを主力商品に、事業を年々伸ばしている。松きのこは、マツタケに似た外観とサクサクとした食感が特徴。徹底した衛生管理の下、菌床で生産され、生食できるのも売りの一つだ。2001年から販売を始め、まずは味を知ってもらうことが必要と、道の駅や百貨店などでの試食販売を地道に続け、ファンをつかんできた。現在は同町のふるさと納税の返礼品にも選ばれており、世羅ブランドの一つとして認知度を高めている。

(6面・流通)

〈写真:松きのこの出来を見る東山正会長(66)〉