ハウス2.4ヘクタール、露地4ヘクタールで約150品目の野菜・ハーブを周年栽培する福岡県糸島市の有限会社久保田農園では、収穫・調製の作業者を班に分けて効率化。無駄のない収穫ができるよう、調製施設や園内に受注量を画面表示するほか、作業者同士がトランシーバーで連絡を取り合えるように工夫している。従業員は女性や高齢者が多く、軽量で小型の品目を中心に扱うことで重労働を減らし、作付面積を最大限に生かした高収益の経営を実現している。
(11面・営農技術)
〈写真:調製施設で久保田真透代表(43)。発注量などが入力・確認できる〉