収入保険制度の導入に伴い、農家は既存の経営安定に資する類似制度を続けるか、収入保険制度に加入するか、自身の経営状況などに応じてより優位性の高い制度を選択できるようになる。本紙では、農家の「選択」をテーマに連載する。(不定期)
大分県竹田市・吉野幸恵さん。水稲4.1ヘクタール、ブドウ25アール、野菜30アールを栽培する。水稲は「ヒノヒカリ」を作付ける。また野菜はトマトやキュウリ、ナスなど8品目を「農村商社わかば」を通して直売所やスーパーで販売する。78歳。
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〈写真:収入保険に加入を決めた吉野さん〉