ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

2018年産主食用米の作付け おおむね前年並み(2面・総合)【2018年10月2週号】

 米の生産調整見直し元年となった2018年産主食用米の作付面積は9月15日現在で、17年産比1万6千ヘクタール(1.2%)増の138万6千ヘクタールとなった。作況指数も全国で100の「平年並み」と見込まれることから、生産量は農林水産省が示した適正生産量を2万トン上回るものの、19年6月末民間在庫量は需給安定の目安とされる200万トンを下回る計算だ。ただ、業務用として求められている値頃感のある米の不足傾向などで米消費の減少が加速してきているとの指摘もある。さらに今夏の猛暑や豪雨などによる品質への影響も懸念されており、需給と価格の動向には引き続き注視が必要だ。18年産米の需給を巡る状況を話し合った。

(2面・総合)