全国で台風による大雨や突風の被害が頻発している。その中でも台風の接近数が全国で最も多い沖縄県全域を管内とするNOSAI沖縄(沖縄県農業共済組合)では、農業委員などの役職を兼任しながら共済部長の責務を担う農家が多い。制度への理解醸成や被害申告の徹底を周知する窓口としての役割も大きく、台風などによる被害発生時でも早期に営農再開が図れるよう取り組んでいる。沖縄本島中央に位置する金武町と恩納村で共済部長として地域農業を支える共済部長を取材した。
(5面・NOSAI部長)
〈写真:水稲と田芋の圃場で話す嘉数さん(右)とNOSAI沖縄北部支所の城間達秀支所長〉