先般発生した台風21号は、近畿地方を中心に東海・東北地方などに大きな爪痕を残した。特に果樹分野では、強風により各地で落果や枝折れなどの被害が確認されている。頻発する自然災害に対して損失を補てんする備えは万全にしたいもの。共済金の支払いには、農家からの被害申告が欠かせない。被害を確認した場合は、速やかに最寄りのNOSAIの組合等に連絡することが大切だ。今回の台風で被害の多かった果樹共済について、損害評価の流れや仕組みなどを共子さんが済太郎くんに聞いた。
(4面・農業保険)
〈写真:台風21号で折れてしまったモモの木(提供=NOSAIわかやま)〉