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色づき良好で作業が楽 赤カボチャ空中栽培【岩手県 9月3週号】

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 【岩手支局】水稲1ヘクタールと野菜10アールを手掛ける花巻市大迫町外川目の佐々木政行さん(68)は、今年からカボチャの空中栽培に取り組んでいる。アーチ状に立てた支柱をネットで覆い、両側からつるを這わせる栽培方法で、支柱とネットでつるを上へ誘引し、実は空中にぶら下がる。地這いに比べ、色や形が均一に整い、病気にかかりにくく、小さな面積で栽培が可能だ。佐々木さんは「カボチャ全体に日光が当たって、色も形もきれい。病気や虫害もなかった。腰を曲げずに立ったまま収穫できたので楽だった」と話している。

〈写真:「支柱に沿ってつるが上に伸びるので、栽培の場所を取らない」と佐々木さん〉