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「Y字仕立て」で作業省力 リンゴ 独自の半わい化栽培を導入 ―― 長野市・斉藤隆幸さん(9面・営農技術)【2018年9月2週号】

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 長野県長野市浅川で斉藤りんご園を経営する斉藤隆幸さん(47)は、主幹から2本の主枝を伸ばしてY字に仕立てる独自の「半わい化栽培」に取り組んでいる。主枝をY字型に成型した支柱に固定し、樹勢を抑え、樹形をよりコンパクトに整える。定植後3年までに樹形を決定することで早期成園化が可能だという。10年生で10アール当たり収量8トンを見込む。主枝を2本にして樹勢を分散させ、樹高を3メートル前後に抑制。誘引や剪定など作業効率の向上も図っている。

(9面・営農技術)

〈写真:「新わい化などと同等以上の収量が確保できる」と斉藤さん〉