【福島支局】遊休耕地の活用を目的に、青パパイアを栽培する試みが郡山市で始まった。青パパイアの機能性に着目するJA福島さくら郡山地区本部が主導し、市内の生産者53人が、約1ヘクタールに千本を栽培。10月から収穫を始める。「青パパイアは土壌が最も大事」と話すのは、昨年作付けを開始した渡辺喜長さん(76歳=水稲1ヘクタール、野菜2ヘクタール、繁殖和牛3頭)。「元肥を多めに施して一定の大きさに育てば、その後は除草と追肥くらいで、手間は掛からない」と話す。
〈写真:1.8メートルに成長した青パパイアと渡辺さん。高さ2.5~3メートルまで成長する〉