能登半島の最先端に位置する石川県珠洲市に古くから伝わる在来種「大浜大豆」。昭和の中頃まで盛んに栽培されていた同種を復活させようと栽培に励んでいるのが、同市狼煙〈のろし〉町の二三味〈にざみ〉義春さん(71)だ。大浜大豆を主原料とした豆腐が、地元の道の駅で主力商品として販売されているのをはじめ、県内の取引先に大半を出荷。一時は忘れられた伝統品種を、新たな地域の特産品にしようと挑戦を続けている。
(3面・暮らし)
〈写真:大浜大豆は肥料焼けするため施肥はせず、作業も機械を使わずに行う義春さん〉
能登半島の最先端に位置する石川県珠洲市に古くから伝わる在来種「大浜大豆」。昭和の中頃まで盛んに栽培されていた同種を復活させようと栽培に励んでいるのが、同市狼煙〈のろし〉町の二三味〈にざみ〉義春さん(71)だ。大浜大豆を主原料とした豆腐が、地元の道の駅で主力商品として販売されているのをはじめ、県内の取引先に大半を出荷。一時は忘れられた伝統品種を、新たな地域の特産品にしようと挑戦を続けている。