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耕作放棄地の分布をGISで"見える化" 農地60ヘクタールを再生利用【長崎県 8月4週号】

 【長崎支局】松浦市農業委員会(山川重晴会長)では、市独自のGIS(地図情報システム、2008年度に導入)を用いて耕作放棄地の分布を"見える化"した。この情報を、農地の貸し手と担い手のマッチング会や「人・農地プラン」の作成に活用している。同農業委員会の眞弓朋治事務局長は「11年度から6年間で約60ヘクタールの耕作放棄地を再生利用することができました。担い手がいなければ耕作放棄地は減らないので、後継者の育成や法人化の推進、企業とのタイアップなどに取り組んでいきたい」と話す。