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"カラフル野菜"を新たな主力に 多様な販路を構築(6面・流通)【2018年8月1週号】

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 石川県輪島市房田町の上田農園(代表=上田拓郎さん・35歳)では、親の代から受け継がれてきたトマトやキュウリ栽培に加え、色彩豊かなカリフラワーやナス、ダイコンなど少量多品種を作付け、多様な販路を構築している。上田さんの野菜を多く食材利用する地元洋食店には、直売所を通じて仕入れてもらう。地域差のある需要を見越して、複数の卸売市場に商材を変えて卸す工夫も行う。両親からの経営権委譲と同時に栽培を始めた"カラフル野菜"を、農園の新たな主力として継続していく計画だという。

(6面・流通)

〈写真:上田さんはトマトを年間6千本栽培し、毎日4個入りを200袋出荷する〉