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もち麦「ダイシモチ」の販路開拓へ【栃木県 7月1週号】

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 【栃木支局】佐野市高橋町で麦8ヘクタールを作付ける金井猛弘さん(56)は昨年、8ヘクタールのうち2ヘクタールでもち麦「ダイシモチ」を播種し、このほど刈り取りを済ませた。ダイシモチは、四国農業試験場(現農研機構・近畿中国四国農業研究センター)が開発したもち性の強い裸大麦。精白米の約30倍の食物繊維が含まれ、健康志向の女性に人気が高いという。「県内での知名度がまだ低い品種のため、販路開拓が当面の課題」と金井さん。麦のほかに栽培する野菜とともに、インターネット通販や市内スーパーなどで販売する予定だ。

〈写真:ダイシモチを手に金井さん。来年産に意欲を示す〉