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アスパラガス苗株生産 高品質・安定生産を長期継続(6面・流通)【2018年6月1週号】

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 良質米産地からアスパラガス産地として近年、定着しつつある新潟県新発田市。アスパラガスの苗株を中心に生産する星野農園代表・星野龍一さん(54)は、近隣農家8戸と連携した苗株生産団体「アスパラガス招集会」を結成し、年間10万株をベンダー(仲卸業者)を通じて全国のホームセンターや種苗会社に出荷している。同会の中では最も多い2ヘクタールで約3万株を生産する星野さんは、メンバーの指導やベンダーとの価格交渉も担当し、会全体の生産意欲を向上させた。良品の安定生産を長期にわたり継続することで、産地の信頼獲得に貢献している。

(6面・流通)

〈写真:3月下旬に播種し、4月末~5月初旬に移植した苗株。「畑は約1ヘクタール、反当たり約3千株作る」と星野さん〉