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酪農の経験生かし捕獲獣の食肉加工【徳島県 6月1週号】

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 【徳島支局】那賀町の中川修さん(77)は、捕獲したシカやイノシシを食肉に解体処理する施設「中川食品」を2017年3月に自ら設計・建設した。同町朴野(ほうの)で酪農を営んでいたが、現在は息子の裕司(ひろし)さんに経営を移譲。酪農で培った飼養管理の技術を生かし、地元の猟師がわなで捕獲したシカやイノシシを一定期間飼育した後、同施設で食肉に加工している。

〈写真:「県内に7カ所あるジビエ処理加工施設や県と提携して、大手メーカーと交渉して販売量と販路の拡大を目指しています」と中川さん〉