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需要拡大するカットフルーツ 生鮮果実敬遠する若年層を中心に 食の簡便化志向が後押し(8面・流通)【2018年4月1週号】

 面倒な皮むきなど調理をせず気軽に食べられるカットフルーツの需要が拡大している。小売店ではパイナップルやリンゴなどを原料にした果実加工商品が並び、若年層を中心に人気を集める。その一方で、生鮮果実の需要は減少傾向にある。さらにカットフルーツにおける原料果物の70%以上を輸入割合が高いパイナップルが占め、国産比率は30%以下と低い傾向にある。カットフルーツをはじめとする加工用の需要を国産に仕向けなければ、果実市場の縮小を招くとの見方も強まってきた。カットフルーツを巡る現状を取材した。

(8面・流通)