経産牛85頭、育成牛35頭を飼養する群馬県東吾妻町の富澤牧場(富澤裕敏代表)では、搾乳ユニット自動搬送装置や監視カメラなどを導入して、飼養管理の効率化を図っている。昨年9月には外国人技能実習生2人を受け入れ。牛の扱い方を覚えてもらうため、独自の作業マニュアルを作成するほか、監視カメラの録画映像を見てもらい技術習得を促す。家族経営をしながらも、自分の許せる範囲内で作業を外部に任せることで、ゆとりある酪農経営の実践を目指す取り組みを取材した。
(13面・営農技術)
〈写真:ティートカップを手に富澤代表〉