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ビジネス化 後押しへ農水省がシンポ 「農泊」持続可能な産業に(2面・総合)【2018年2月4週号】

地域の宝の発掘・活用が鍵

 「農泊」の推進に向けた機運が高まっている。農山漁村滞在型旅行の総称で、特に訪日外国人旅行者数が過去最高を更新し続ける中、観光客を地域に呼び込むことで農業・農村の活性化につながると期待されている。農林水産省が21日に東京都内で開いた「農泊シンポジウム2.0」では、地域の"宝"の掘り起こしやターゲットを絞った情報発信、旅行者視点からのサービスの提供などビジネス化に必要な課題を整理。持続可能な産業に育てていくには、地場産農産物や郷土食などを観光資源として最大限に活用し、地域が一体となって取り組んでいく重要性などが指摘された。農泊の推進を巡る状況や課題などを話し合った。

(2面・総合)