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水稲 防除費を4割減 小まめな畦塗り/低速代かき ―― 鳥取県伯耆町・(農)伯耆の郷(11面・営農技術)【2018年2月1週号】

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 鳥取県伯耆町の農事組合法人伯耆の郷(広山美樹代表、72歳)は、栽培する水稲17.5ヘクタールで畦(あぜ)塗りや代かきなど小まめな圃場管理により、一発処理除草剤の効果を高めて後期除草を省略するなど、防除費用を約4割低減した。特に、代かきは浅水にして低速で作業し、均平化を徹底する。畦畔(けいはん)は乗用草刈機が使いやすいように幅を調整して省力化した。圃場管理を基盤に、鉄コーティング直播や鶏ふん肥料の利用など新技術の導入にも挑戦している。

(11面・営農技術)

〈写真:「畝は草刈りがしやすい幅を維持している」と広山代表〉