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年間重点企画「米を作る 米を創る」 ネット通販で米作りや地域性をアピール 小規模でも高収益 ―― 鳥取市・米蔵砂川屋(8面・流通)【2018年1月3週号】

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 鳥取市鹿野町で水稲2.4ヘクタールを作付ける「米蔵砂川屋」の砂川重雄さん(67)は、電話やインターネットを主にした販売に力を入れている。有機質肥料や自家製堆肥などを施用する土づくりで、県の特別栽培農産物認証を取得。市が運営するインターネットショッピングサイト「とっとり市」では、米の出品者の中で売り上げが1位になるなど高評価を得ている。昨年10月には米蔵砂川屋のサイトをリニューアルし、粒が大きい米を厳選した「鷲峰山(じゅうぼうざん)」の販売を開始。人気のブランド米に育てることを目標に、小規模農家でも可能な収益性の高い経営を実践している。

(8面・流通)

〈写真:「小規模農家が生き残る方策を考えて実践する」と砂川さん〉