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高付加価値化と資材費低減を両立 水稲作の収益向上 ―― 岡山県倉敷市・株式会社コアラファーム(9面・営農技術)【2017年12月1週号】

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 水稲8ヘクタールで経営する岡山県倉敷市西田の株式会社コアラファームは、無駄を抑えた資材利用と餅加工による売り上げ向上で、経営規模を抑えながら最大限の収益向上を図る。規模拡大を10ヘクタール以内に設定して農機などへの過剰投資を避け、施肥ではデータに基づいて安価な鶏ふん堆肥を活用して肥料代を10アール当たり約6千円節減。全圃場で特別栽培の認証を取得しスーパーなどへ米を有利販売するほか、需要が高く設備投資が少ない切り餅の加工・販売で売り上げを伸ばしている。

(9面・営農技術)

〈写真:「ライムソワーで散布するために、製品をいくつも試した」と小原代表〉