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竹チップを畑のマルチに、収穫後はすき込み土作り【広島県・10月3週号】

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 【広島支局】「うっそうとしていた竹林を伐採し竹チップにすれば、農業に活用できる」。福山市新市町の村田玉樹さん(67歳、水稲46アール、野菜20アール)は、竹チップを畑のマルチとして利用し、作物を収穫後にそのまますき込むことで、堆肥として土作りに生かしている。村田さんが住む花屋地区では、竹林が田畑に徐々に迫り、それに伴いイノシシによる農作物への被害が拡大していた。仲間と竹林整備を行う村田さんは、3年前に共同で木材粉砕機を購入。伐採後のかさばる竹を大幅に減らすことができた。

〈写真:1月末に粉砕した竹チップを手に村田さん。「畑にすき込むことで土中にミミズが多くなった」〉