【広島支局】「マリーゴールドの効果は抜群」と話すのは、庄原市高野町のダイコン農家(約2ヘクタール)・中村紀洋志さん(52)。マリーゴールドを畑にすき込むことで、ダイコンに黒い斑点を付ける線虫を寄せ付けず、さらに緑肥としても有効で、経費削減・減農薬につなげている。5月中旬から、自家採取した種で苗作りに取り掛かり、6月ごろに移植。マリーゴールドは根が浅いため、ロータリーに絡まらずすき込むことができる。開花した8月下旬ごろから4回程度、花や茎を肥料などと一緒にすき込む。
〈写真:マリーゴールドをすき込む中村さん〉