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産地で多彩な荷姿の工夫 販促利用、簡素化の方向も(9面・流通)【2017年9月1週号】

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 生産者や生産者団体が使う出荷用段ボール箱には、商品名や産地、品目、品種などさまざまな情報を記載している場合が多い。中には個性的なデザインもあり、産品の強みをアピールする知恵と工夫がつまっている。一方で、資材費を低減しようとデザインの簡素化を図る動きもある。政府の「農業競争力強化支援法」では、農産物の流通コストを削減するために流通・加工構造の改革を掲げている。1日当たり約3606トンの青果物を取り扱い、10キロ箱換算で約36万箱が並ぶ大田市場で見つけた出荷箱から各産地の考え方を探った。

(9面・流通)

〈写真:年間約5000枚の段ボールを扱うJAグループ茨城。新・旧のデザインが並ぶ〉