早いところでは収穫期を迎えているこの時期、自脱型コンバインと穀物乾燥機などがフル稼働。近年、飼料用米の作付け増加や多品種栽培も多く見られることから、機体内部の適時適切なコンタミ(米の異品種混入)防止は最も重要な作業だ。農研機構・革新工学センターの土地利用型システム研究領域収穫・乾燥調製システムユニットの日髙靖之ユニット長は「他品種の混入が発生すると、経営的な損失につながり信用も傷つけかねない。出荷まで気を抜かず、予防に努めてほしい」と注意を呼び掛ける。
(16面・資材)
〈写真:「直交している部分には、もみが残留しやすい」と日髙ユニット長〉