住宅や保育園に囲まれた神奈川県茅ヶ崎市甘沼の柿澤牧場は、その立地から牛舎のこまめな清掃を基本に、ふん尿の固液分離を確実に行うなどし、完熟堆肥化と臭気対策を徹底。周辺環境に配慮した酪農経営に取り組んでいる。また、見学や体験を受け入れ、近隣住民や子供たちと積極的に交流。地域で親しまれる牧場を築いてきた。代表の柿澤博さん(52)は「都市部で酪農を営むには、地域の人とつながりを深め、牧場を知ってもらうことが大切」と話す。
(17面・営農技術)
〈写真:自動攪拌機付きの乾燥施設について説明する柿澤さん〉
住宅や保育園に囲まれた神奈川県茅ヶ崎市甘沼の柿澤牧場は、その立地から牛舎のこまめな清掃を基本に、ふん尿の固液分離を確実に行うなどし、完熟堆肥化と臭気対策を徹底。周辺環境に配慮した酪農経営に取り組んでいる。また、見学や体験を受け入れ、近隣住民や子供たちと積極的に交流。地域で親しまれる牧場を築いてきた。代表の柿澤博さん(52)は「都市部で酪農を営むには、地域の人とつながりを深め、牧場を知ってもらうことが大切」と話す。